Third Annual Worldwide Press Freedom Index
(世界報道の自由年次報告書2004年度版)
"East Asia and Middle East have worst press freedom records"ってタイトルが悲しいですね。東アジアは、イスラム圏・中東と並んで最悪な状況という訳です。件の中国は167ヶ国中162位。あれだけ言論弾圧していれば当然ですが、周りにいるのはイラン(158)、ベトナム(161)、キューバ(166)、そして最下位の北朝鮮。これでオリンピックをやろうって言うんだから、気が狂ってます。
さて、ここからが本題。中朝を筆頭とする言論弾圧・情報統制国家に囲まれた中で、同じ東アジアでも日本は自由で良かった・・・なんて思っていませんか?
日本:42位
香港(34)、イスラエル(36)よりも低いって知ってました?
kitanoのアレ - 2004年報道の自由度世界ランキング という記事によくまとまってます。
記者クラブ、個人情報保護法がネックになっている様ですが、恐ろしいことに
第1回調査では日本の順位は26位、第2回調査は44位、そして今回は42位。わずかに上向いたもののジャーナリスト(新聞社やテレビ局のことではない!)の地位は、小泉内閣成立を境に低順位で低迷中。
これはおそらく、小泉自民というよりも、創価公明党との連立の影響が如実に現れていると考えるべきじゃないでしょうか。法務省への創価学会の影響が強まって、学会や教祖への取材を制約する方向へ動いているということです。フランスでカルト認定された理由が、学会を調査し報道した人達を訴えまくったというのが大きな理由ですから、与党に食い込んだ日本でこれを利用しない訳がありません。
個人情報保護法は良い面もありますが、ジャーナリストの活動に制約をもたらしました。2005年、特別国会で共謀罪が成立目前です。テロ対策や893対策と言論の自由とのトレードオフです。そして政府が来年1月からの通常国会に提出を目論む人権擁護法案がもし成立したら、日本のランクはどうなるんでしょうね。
日本の大手新聞社やTVメディアが恐れるのは「報道の自由」を奪われることであって、普通の国民の「言論の自由」がなくなることではありません。逆に、ネット規制を主とした適度な言論の自由の剥奪は、既存メディアの影響力を保つために有効と考えている節があります。2003年に人権擁護法案についてあれだけ紙面で騒ぎ大反対の合唱を繰り広げた新聞各紙が、「メディア規制凍結」となった途端、全く報道しなくなったのはその典型例。
記者クラブも大手マスコミの持つ、立派な既得権益です。小泉さん、これも破壊してもらえませんか?そして公明党と早く手を切って下さいよ。
ちなみに、韓国は48位。日本とたいして変わりません。
韓国では記者クラブ制度は廃止された様ですが、その一方で2001年から「国家人権委員会」が出来ていて政治利用されています。おまけに北朝鮮との繋がりも指摘されてます。ちなみに、日本で人権擁護法案を成立させたくて仕方が無いのは将軍様マンセーなチュチェ思想の武者小路公秀が理事を務める人権フォーラム21だというのは21日の記事で書いた通りです。
韓国があいかわらずなのは
■韓国大使館 2004-10-27
ウォッチドッグ(監視グループ)、北韓による報道の自由抑圧を指摘
ランキングよりも、自省せず他人を貶めることによってプライドを維持しようという民度の低さが衝撃的(想定内)ですが、それでも北の人権問題に声を上げない日本の外務省よりマシとも言えます。それに日本国民だって同じです。政治家・官僚が必死になって言論の自由を剥奪しようと様々な法案を考え、メディアはそれを利用し、そして国民は気にも留めない現状ですから。
