187 名前:エージェント・774[] 投稿日:2005/09/23(金) 10:02:54
テロ朝のスパモニで大谷が人権擁護法案と共謀罪の危険性、そして郵政法案を先の国会で無理に通そうとしたように、今度は数の論理で一気に通そうとするのではないかと懸念を表明。
それに対し山本一太は、改革の必要性の方に明らかに話題を逸らす。
「改革どうこうではなく、法案のことについて言ってるんだ」と食い下がる大谷。
一太「そんな風にシンプルに考えるのは大谷さんらしくない」と大谷を牽制し、「この法案も抑圧じゃないかという人がいるが、でもポジティブな面もある」と発言。
一太も推進派だな。
全部引用したけれど、とりあえず最後の一行「一太も推進派だな」はレスを書いた人の主観ということにして、私自身は今は断定はしないでおきたい。しかしながら、推進派/反対派は別として、この発言の中には様々な問題がある。
まず、法案にポジティブな面があるのは当たり前だろう。そうでなかったら法案を作る事そのものの意味が消失する。そんなことを理由に必要だからやるという説明はあまりにも馬鹿げている。
問題は、法案に隙が大きく、普通の国民に悪影響が及ぶ可能性があるということであり、それをどの様にガードしていくか、それが法律を作る側に求められる責任だ。ガード出来ないのなら、そもそもが間違っているのである。
例えば、道路でスピードを出してる車がいて事故が発生しているとする。それを解決するための法律を作る時、「速い速度で走った車は処罰する」だけではマトモな運用は出来ない。時速何キロ以上を出したら違反と決め、それを客観的にも分かる様に計測することが出来て初めて本来の目的を達することが出来る。更に言うなら公平に運用するためのしっかりとした体制もだ。今の人権擁護法案は、「時速何キロ」も「計測方法」も「公平性を保つ体制」も保証せず、「取り締まる人が速いと思ったら速いのだ。だから違反だ。」と言っているだけのザル法案である。これでどうやって道路を走ればいいのだ?
次の問題は、こういった問題点があることを知りつつ、改革という言葉が全ての免罪符になると考えている節がある所だ。「改革」と言えば相手が黙ると思ってのだろうか。しかも、法案の「中身」(危険性)について話をしようとしている相手に対し、改革という「お題目」を持ち出し、「改革」か「抵抗」かと選挙で使った一見シンプルな論理に、しかし筋のずれた話にしようとしているのはどう見ても一太である。どうして、相手に理解してもらえる様に、丁寧に説明しないのか。(多分、理由は簡単。問題点が解決されておらず説明できないから。)
自民党の議員は、単純さと勢いが追い風になる時期は既に終わっており、国民に対して丁寧さが求められているのだということを自覚してもらいたいものだ。
最後に、共謀罪について触れておきたい。これも「コロス」といった冗談を言っただけで逮捕されるといった、恐ろしさが指摘されながら成立しようとしている法案である。
共謀罪については、私自身、よく調べていないので是非については保留している。公明党(創価学会)が推進しているのは胡散臭いが、部落開放同盟やサヨク団体が反対しているのなら良いのかなと思ったりもする。正直、背景など良くわからない。
しかしながら、是非は別として問題点は残っているのだろう。人権擁護法案と同じ様に、何に対して適用されるのかが曖昧なままであり不安や危険性が払拭されていない。これは推進している公明党も認めていることなのに、郵政と同様、修正せずに強引に成立させようとしている。どうせ成立は確実ではあるが、成立させるのなら是非、不安を持つ必要のない内容に修正して欲しいものだ。
このスパモニの一件は、前国会で提出済みで今国会にも郵政と一緒に再提出を計っている「共謀罪」と、前国会で自民党内で紛糾し提出を見送った「人権擁護法案」が一まとめにされているため、話が不明瞭になっていると感じている。なにしろ、執行部が法案の提出を決定した共謀罪について否定的な事を言えば政治生命は終わりだ。前述した、山本一太が「黒白保留」というのは、提出が決定した共謀罪についてのみ擁護したのではないかという、その一点だけで保留しているのであり、人権擁護法案についても問題がないと考えている様なら即「黒」と断定する。
それにしても山本一太は、人権擁護法案反対派の最後の砦、安倍さんと親しいと思っていたけれど、どう考えているのだろう。時の権力に媚びて口先で生きている輩というイメージも強いが、安倍さんを裏切って執行部の武部や二階についたのだろうか。
